
大型の青物を求めて、2,3年ほど石川県でショアジギングをしてきました。
その経験の中で、どのエリアで青物が釣れるのかということがわかってきました。
この記事では、石川県で青物(ショアジギング)が釣れるエリアについて解説していこうと思います。
青物回遊ルート
基本的に青物は海流に乗って回遊するので、石川県の形にそって回遊しています。
その中でも、少し出っ張っている地形のポイントなんかは、潮通しがよく青物が期待できるポイントです。

サイズごとのポイント紹介
青物のサイズごとに釣れるポイント(エリア)を紹介していきます。
まずは、コゾクラ〜フクラギから紹介!
コゾクラ〜フクラギ
石川県では、全長40センチまでのブリをコゾクラ、60センチまでをフクラギと呼びます。
ブリは全国的にいろいろな呼び方があるので、調べてみると面白いですよ。
http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/kids/buri/kw6.html
このフクラギサイズですが、正直石川県のどこでも釣れます。
(千里浜あたりのサーフ以外)
釣れるポイントとしては加賀方面から順番に、
- 片山津サーフ
- 金沢港あたり(大浜・内灘)
- 羽咋市以北
このサイズは、夏に釣れているのをよく見かけますし、実際に僕も8月にコゾクラサイズを釣りました。

ガンドサイズ
60〜80センチのブリを、ガンドと呼びます。
このくらいのサイズから、かなり難易度が上がってきますね。
食べ応えや味(脂のノリ)もフクラギとは段違いですので、ぜひこのサイズを狙いたいところです。
潮通しがいいところであれば、十分狙うことができます。
具体的なポイントは今回書くことはできませんが、

この辺りです。
海流がちょうど陸の近くを通るところですね。
この潮通しが良いエリアであれば、磯はもちろん防波堤などでもガンドサイズを狙うことができます。
ぜひ、Google マップで良さそうなポイントを探してみてください。
ポイント探しも釣りの醍醐味です!
ブリサイズ
80センチ以上をブリと呼びます。
正直、もうブリを狙うのは運ゲーです。笑
釣り人の憧れですが、そうそう釣れるものではないです。
僕も釣ったことはないですが、過去に一度だけ、能登の地磯で近くのアングラーが釣っているのを見かけました。
近くで見ていても、かなり興奮したのを覚えています。
その時の記事がこちらですので、よかったら読んでみてください。
ブリを狙うポイントとしては、先ほどのガンドを狙う際のポイント(潮通しが良い)とほぼ一緒だと思っています。
潮通しに加えて、ある程度の水深も必要になってきますね。
これも、Google マップの衛星写真でみるとポイントがわかると思います。
潮通しは「出っ張っている磯」、水深は「海の色が濃い青」この2点を意識して探すのがおすすめです。
ここまで読んでくれた方に、感謝の気持ちを込めて、特別に大型が狙えるポイントを紹介します。
- 義経の舟隠し
- 小崎
- 木ノ浦
この辺りは潮通し、水深共に能登の中でもトップクラスに良いです。
狙える時期は、晩春(5月後半から6月)と秋(10、11月)です。
おすすめタックル
最後に、青物を狙うのにおすすめのタックルを紹介していきます。
ショアジギロッド
ショアジギロッドはド王道ですが、コルトスナイパーがおすすめです。
使いやすいのは、S1000Hあたりですね。
リール
重いジグを繰り返し投げたり、大型の魚とのファイトもありますので、ショアジギングには堅牢なリールが必要となってきます。
金銭的に余裕があって、本格的にショアジギングをしたい方やブリを狙いたい方には、シマノのこちらのリールがおすすめです。
まとめ
以上が、青物の回遊ルートとポイント紹介でした。
コゾクラ・フクラギサイズであれば石川県全域で
ガンド・ブリサイズは潮通しと水深がいい場所で釣れます。
また、タックルは頑丈で堅牢な物を用意しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。